主な頭痛の種類
頭痛は多くの原因によって引き起こされ、種類によって異なる症状を示します。以下に代表的な三つの頭痛についてご紹介します。
【緊張型頭痛】
頭痛の原因の70%~80%を占める一般的なタイプです。
肩や首の筋肉が緊張することで、神経が圧迫されたり筋肉から関連痛が生じ、重だるく感じる痛みが後頭部から広がります。
吐き気を伴うこともあります。
【偏頭痛】
頭痛原因の20%~30%とされ、特に女性に多い頭痛タイプです。
収縮した血管が急に拡張することで片側のこめかみや後頭部に強い痛みが感じられ、朝方に発症することが多いです。
痛みは4時間から72時間ほど続き、吐き気やめまいを伴うこともあります。
【群発頭痛】
1000人に1人程度と稀な頭痛ですが、発症すると非常に強烈な痛みが片目のあたりに生じます。
瞬間的に激痛が走り、1~2時間持続しますが、これが1~2カ月の間毎日連続して現れることもあります。
ご自身の症状に当てはまる頭痛がある場合、正しい診断と治療を受けるために専門医の診察をお勧めします。